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自分でできる雨漏り箇所の見つけ方

自分でできる雨漏り箇所の見つけ方

一軒家で雨漏りが発生しやすい場所は、大きく分けて4つあります。屋根、ベランダ、窓、 そして壁です。それぞれの箇所で雨漏りの兆候がないか、しっかりチェックしましょう。


1)屋根の雨漏りチェックポイント

屋根からの雨漏りを防ぐために、以下のポイントを確認しましょう。ただし、屋根に上がるのは危険ですので、必ず地上からスマホや双眼鏡を使って確認してください。

  • 屋根材が破損したりズレていないか
    屋根の瓦や板がずれていたり、壊れていないかを確認します。

  • 雨樋が詰まっていないか
    ゴミや落ち葉が雨樋に詰まっていると、雨水があふれて屋根にダメージを与えることがあります。

  • 屋根材にヒビや欠けがないか
    瓦や板に亀裂や欠けがないかチェックしましょう。

  • 瓦屋根の漆喰が剥がれていないか
    瓦と瓦の間にある漆喰が剥がれていると、雨水が浸入する原因になります。
  • 板金が浮いたり、サビていないか
    屋根の金属部分が浮いていたり、サビが発生していないか確認します。

  • 屋根に草が生えていないか
    草が生えていると、その部分から雨水が浸入しやすくなります。

  • 棟板金を固定する釘が浮いていないか
    屋根の頂上部分にある板金を固定している釘が浮いていないか確認しましょう。

地上から屋根の写真を撮り、拡大して確認すると、細かい異常も見つけやすくなります。
年に1回以上、定期的に点検しておくと、早期に問題を発見しやすくなります。

2)外壁の雨漏りチェックポイント

外壁からの雨漏りを防ぐために、以下のポイントを確認しましょう。

特に2階部分や高い場所は無理をせず、地上から見える範囲でチェックするのが安全です。

  • ヒビや剥がれ、浮きがないか
    外壁に亀裂や剥がれがないか、しっかり見てください。

  • コーキング材が割れていないか
    外壁の継ぎ目にあるコーキング材がひび割れたり、剥 がれていないか確認しましょう。

  • 雨染みがないか
    外壁に濡れた跡やシミができていないかを見てください。

  • 塗装が剥がれていないか
    外壁の塗装が剥がれたり、劣化していないか確認します。

  • 変色がないか
    外壁の色が変わっている部分がないかをチェックしましょう。

  • 粉が出ていないか
    外壁を触って手に白い粉がつく場合、劣化が進んでいる可能性があります。

特に、外壁の継ぎ目に使われているコーキング材が劣化すると、雨漏りの原因になりやすいです。
南側の外壁は日差しをよく受けるので、特に劣化しやすい箇所を重点的に確認しましょう。

3)窓枠やサッシの雨漏りチェックポイント

窓枠やサッシは、雨漏りが発生しやすい場所です。以下のポイントを確認して、異常がないかチェックしましょう。

  • 窓枠やサッシ周辺の外壁にヒビがないか
    窓の周りの壁に亀裂がないか確認しましょう。

  • コーキング材が剥がれていないか
    窓枠やサッシの周りにあるコーキング材が剥がれたり、割れていないかをチェックします。

  • 雨戸が壊れていないか
    雨戸が壊れていると、雨漏りの原因になりますので確認しましょう。

  • 引き違い窓の隙間ができていないか
    窓を閉めた時に隙間ができていないか確認してください。

  • パッキンが劣化していないか
    窓ガラスと枠の間にあるゴムパッキンが劣化していないかチェックしましょう。

特に、窓の角部分や南側のサッシ周りは劣化しやすいので、しっかり確認することが大切です。

4)ベランダの雨漏りチェックポイント

ベランダからの雨漏りを防ぐために、以下のポイントを確認しましょう。

  • 防水層に割れや剥がれがないか
    ベランダの床にある防水層にひび割れや剥がれがないかチェックします。

  • 排水口が詰まっていないか
    ベランダの排水口にゴミや落ち葉が詰まっていると、水が溜まりやすくなりますので確認しましょう。

  • 手すり笠木が老朽化していないか
    ベランダの手すり部分が劣化していないか、しっかりチェックしましょう。

  • 軒天に雨染みがないか
    ベランダの下の天井部分に雨染みができていないか確認します。

  • 雨水が溜まっていないか
    雨の日の翌日にベランダに水が残っていないかをチェックしてください。

特に台風の前には、排水口が詰まっていないか必ず確認しておくことが大切です。

また、軒天に雨染みが見られる場合、ベランダのどこかから雨水が浸入している可能性があります。
これは室内への雨漏りのサインかもしれませんので、早めの対処が必要です。

5)まとめ

屋根、外壁、窓やサッシ、ベランダなど、雨漏りの可能性がある箇所は自分で点検を行ってみましょう。 特にオススメなのは、それぞれの部分をスマホで撮影し、詳細に確認する方法です。

一度の点検では問題が見つからなくても、定期的に行うことで過去の写真との違いに気付きやすくなりますので、撮影した写真は必ず保存しておくことをオススメします。

室内の点検も忘れずに行い、天井や内壁に雨染みやクロスの異常が見つかった場合は、信頼できる雨漏り修理業者に調査を依頼しましょう。

浸入口によってはDIYでの応急処置が可能ですが、もし雨漏りが止まらない場合は、早めに専門業者に依頼することが重要です。
早期に修理を行うことで建物へのダメージを最小限に抑え、結果的に補修費用を抑えることができるケースが多いです。

最後に、屋根に登っての点検は非常に危険ですので、絶対に避けましょう。

「オレンジホーム」は、富山、石川、福井で住宅施工を行っているリフォーム会社です。火災保険を活用した工事実績が多数あり、保険の申請サポートも行っています。突然の雨漏りに困った際は、オレンジホームにご相談ください。


株式会社オレンジホーム

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