吹き抜けリフォーム完全ガイド|塞ぐ・活かす・費用相場まで解説
吹き抜けのある住まいは、開放感があり、明るくおしゃれな印象を与えてくれる間取りです。新築時に魅力を感じて採用したという方も多いでしょう。
しかし、実際に暮らし始めて年数が経つと、「冬になると想像以上に寒い」「夏は冷房が効きにくい」「音が家全体に響く」「掃除や照明交換が大変」といった不便さを感じるケースも少なくありません。
こうした悩みから、「吹き抜けはリフォームできるのか」「塞いだほうがいいのか、それとも活かす方法があるのか」と考え、「吹き抜け リフォーム」と検索される方が増えています。
吹き抜けリフォームは、単に空間をなくす工事ではありません。今の暮らしや、これからのライフスタイルに合わせて住まいを調整するためのリフォームです。
この記事では、吹き抜けリフォームでできることや選択肢、費用の目安、後悔しないための考え方までを、初めての方にも分かりやすく解説していきます。

目 次
1)吹き抜けリフォームとは?まず知っておきたい基本
吹き抜けリフォームとは、既存の吹き抜け空間を現在の生活に合う形へ改善・調整する工事のことを指します。新築時には魅力的だった吹き抜けも、家族構成や生活スタイルが変わることで、使いづらさを感じるようになることがあります。
たとえば、子どもが成長して音が気になるようになったり、在宅ワークが増えて静かな空間が必要になったり、年齢を重ねるにつれて掃除やメンテナンスが負担になることもあります。
こうした変化に対応するために検討されるのが、吹き抜けリフォームです。
なお、吹き抜けがあること自体が失敗というわけではありません。完全に塞ぐ方法もあれば、一部だけ手を加える方法や、断熱・空調など機能面を改善する方法もあります。大切なのは、「残すか、なくすか」ではなく、今後の暮らしに合った形に整えることです。
2)吹き抜けを「塞ぐ」リフォームの選択肢
吹き抜けリフォームでまず検討されやすいのが、吹き抜けを塞ぐリフォームです。寒さや音の問題を根本的に改善したい場合には、特に効果を実感しやすい方法と言えます。
吹き抜けを完全に塞ぐリフォーム
吹き抜けを完全に塞ぐリフォームでは、吹き抜け部分に床を新設し、居室や収納スペースとして活用します。これにより、実質的に部屋が一つ増える形になり、冷暖房効率や防音性も大きく改善されます。
子ども部屋や書斎、趣味部屋として使われることが多く、将来的な資産価値の面でも安定しやすい点がメリットです。一方で、建物の構造によっては補強工事が必要になる場合があり、採光や風通しが変わる点には注意が必要です。工事規模も比較的大きくなるため、事前の現地調査が欠かせません。
吹き抜けを一部だけ塞ぐリフォーム
「完全に塞ぐのは抵抗がある」「開放感は残したい」という方には、吹き抜けを一部だけ塞ぐリフォームが選ばれています。ロフトを設けたり、吹き抜け上部に床を部分的に追加したりすることで、明るさや開放感を保ちながら、使える空間を増やすことができます。
完全に塞ぐ場合と比べて費用を抑えやすい点も魅力ですが、空調効率や音の問題が完全に解消されるわけではありません。そのため、どのような目的で空間を使いたいのかを明確にしたうえで検討することが大切です。
3)吹き抜けを「活かす」リフォームという選択
吹き抜けのデザインや明るさは気に入っているものの、不便さだけを改善したいという場合には、吹き抜けを活かすリフォームが向いています。特に多いのが、寒さや暑さへの対策です。吹き抜けは空気が上下に移動しやすいため、断熱性や空調計画を見直すことで、体感温度を大きく改善できる場合があります。内窓の設置や断熱材の追加、シーリングファンの設置などは、比較的取り入れやすい方法です。
また、音の響きが気になる場合には、吸音材の施工や手すり部分の仕様変更などによって、生活音のストレスを軽減することも可能です。
掃除や照明交換が大変と感じている場合には、昇降式照明への交換や、安全面を考慮した手すりの設置など、部分的な改善でも暮らしやすさは大きく向上します。
4)吹き抜けリフォームの費用相場
吹き抜けリフォームの費用は、工事内容や住宅の構造によって大きく異なります。
断熱や設備改善を中心とした比較的小規模なリフォームであれば数十万円程度から可能ですが、床を新設して部屋として使う場合は、150万円以上かかるケースも珍しくありません。
費用が高くなりやすいのは、吹き抜けの面積が大きい場合や、構造補強、電気・空調工事が多く必要になる場合です。一方で、既存の構造を活かし、段階的にリフォームを進めることで、コストを抑えられるケースもあります。
大切なのは、金額だけで判断するのではなく、「なぜその工事が必要なのか」をきちんと説明してもらうことです。
5)吹き抜けリフォームで後悔しないための判断ポイント
吹き抜けリフォームで後悔しないためには、今の不便さだけで判断しないことが重要です。
数年後、十年後の暮らしを想像し、その空間が本当に使いやすいかを考えてみましょう。
また、「塞ぐ」「活かす」を最初から一択にせず、複数の選択肢を比較することも大切です。
さらに、吹き抜けリフォームの経験が豊富な業者に相談し、メリットだけでなくデメリットも含めて説明してもらうことで、納得のいく判断がしやすくなります。
6)吹き抜けリフォームを検討中の方へ
吹き抜けリフォームに正解は一つではありません。小さな改善で十分な場合もあれば、将来を見据えて思い切ったリフォームが必要なケースもあります。
オレンジホームでは、吹き抜けを塞ぐリフォーム・活かすリフォームの両方に対応し、暮らし方や将来設計を踏まえたご提案を行っています。「費用感だけ知りたい」「本当にリフォームが必要か判断してほしい」といったご相談でも問題ありません。吹き抜けの寒さや使いづらさでお悩みの方は、まずはお気軽にご相談ください。

