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屋根リフォームに欠かせないルーフィング材の選び方

ルーフィング材選び方

屋根は家を守る大切な部分です。
でも見た目や仕上げ材ばかりに目が行きがちですよね。

今回は、ルーフィング材の種類や役割、選び方についてわかりやすく解説します!

1)ルーフィング材とは?


雨水の侵入を防ぎ、屋根材の隙間から入った水を屋外に流します。
もし屋根材が傷んでも、ルーフィング材がしっかりしていれば雨漏りを防げます。

ルーフィング材は、屋根の防水性を高めるために欠かせないもの。選び方次第で屋根の寿命や住み心地が大きく変わります。

ルーフィング材

2)ルーフィング材が重要な理由


屋根は、瓦や金属、スレートなどの仕上げ材だけでは、完全な防水はできません。

特に強風や豪雨のときは、雨水が屋根材の隙間に入り込むことも。
ルーフィング材があることで、建物内部への水の侵入を防ぎます。

また、屋根裏に湿気がこもると、木材が腐ったりカビが発生したりすることも。
適切なルーフィング材を選べば、こうしたリスクを減らせます。

3)ルーフィング材の種類と特徴


ルーフィング材にはいくつか種類があり、それぞれ特徴や耐久性が異なります。

代表的なものをご紹介します。

実際の施工費用は屋根の形状や勾配、施工条件などによって変わります。
古いルーフィングの撤去費用なども考慮しておきましょう。

屋根ルーフィング

1. アスファルトルーフィング

最も一般的なルーフィング材。フェルトにアスファルトを染み込ませたものです。
価格が安く施工しやすいですが、耐久性は10~15年と短めです。

2. 改質アスファルトルーフィング

(ゴムアスファルトルーフィング)
アスファルトルーフィングにゴムや合成樹脂を加えたタイプ。
伸縮性・防水性・耐久性がアップしており、屋根の寿命を延ばします。

3. 基材不織布ルーフィング

(改質アスファルト系)
不織布を基材としたアスファルトルーフィング。
防水性・耐久性・耐熱性がアップしており、一般的なアスファルトルーフィングより柔軟性があり、破れにくく、長寿命。

4. 粘着ルーフィング

(改質アスファルト系)
裏面が粘着シートになっていて、釘やタッカーを使わずに施工できます。
釘穴ができないので、高い防水性を発揮します。

5. 透湿ルーフィングシート

防水しながら湿気を逃がす機能を持つシート。
屋根裏の湿気を外へ逃がし、結露を防ぎます。高気密・高断熱で結露対策が必要な住宅におすすめです。

6. 高分子系ルーフィング

アスファルトを用いない塩化ビニル(PVC)や熱可塑性ポリオレフィン(TPO)などの高分子材料を使用した防水シート。
耐久性・防水性・耐候性に優れ、寿命が長い。

4)ルーフィング材の選び方


ルーフィング材を選ぶときは、次のポイントをチェックしましょう。
屋根材によって適したルーフィング材が違います。

屋根材別ルーフィング材
ルーフィング材質別耐久性

6)まとめ


複数の業者から見積もりを取ったり、信頼できる専門業者に十分に相談しましょう。

屋根のリフォームをするならしっかりとした屋根を作って、長く快適に暮らしていきましょう。


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