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金属サイディングの主要メーカー5選【外壁リフォーム】

耐久性、機能性、デザイン性に優れた外壁材は、高い断熱性を誇り、外気温の影響を受けにくいため、室内の温度が安定し、年間を通して快適に過ごすことができます。

さらに、防水性にも優れ、凍害にも強いため、雪が多い富山県にも最適な外壁材です。今回は、金属サイディングの種類や特徴、施工方法、メーカーなど詳しく紹介します。

1)金属サイディングとは?


金属サイディングは、トタンやガルバリウム鋼板などの金属製のサイディングボードで、均一な仕上がりが特徴です。水分を通さず、軽量でひび割れにくく、耐震性にも優れています。

2)金属サイディングの種類


最も一般的な金属サイディング。鋼板にアルミと亜鉛の合金でメッキ加工を施し、耐久性とコストパフォーマンスが優れています。さらに、SGL®(次世代ガルバリウム鋼板)は、サビに強く、従来のガルバリウム鋼板の3倍以上の耐食性を誇ります。


安価で加工が容易な亜鉛メッキ鋼板。特に波型に加工されたトタン板は、加工しやすいためDIYにも使用されますが、現在ではガルバリウム鋼板に取って代わられつつあります。


鋼板よりも軽量でサビに強いアルミニウムを使用した建材。価格は高めですが、耐久性とメンテナンス性の向上により再評価されています。


鉄とクロムの合金で作られ、サビや高温に強い特徴があります。耐久性に優れ、メンテナンスも少なくて済みますが、価格が最も高い金属サイディングです。

3)金属サイディングの施工方法と費用相場


既存の外壁を剥がさずに金属サイディングを重ねて貼る方法です。断熱性や遮音性の向上が期待でき、施工期間は3~4週間程度。費用は1平方メートルあたり1万円~2万円で、全体で約170万~200万円程度になります。

既存の外壁を完全に撤去して新しい壁を張る方法です。カバー工法と比較すると、プラス1週間ほどの期間と、20万~30万円ほどの追加費用を見込んでおく必要があります。追加費用が発生しますが、外壁の劣化がひどい場合には効果的です。

4)金属サイディングの主要メーカー


金属サイディングを取り扱うメーカーは多数あり、それぞれに独自の強みや特徴があります。
各メーカーの代表的な商品をご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

アイジー工業

金属サイディング業界でシェアNo.1のメーカー。創業以来、一貫して金属サイディングの製造を行っています。

ガルバリウム鋼板と断熱材を組み合わせた独自のサンドイッチ構造により、軽量性と断熱性に優れた金属サイディングです。デザイン性を活かしつつ、機能性も高い製品です。

出典:アイジー工業「アイジーサイディング」

ニチハ

「サイディング業界のリーダー」として、窯業系サイディングや金属サイディングなど、多様な製品を取り扱う大手メーカーです。

塗装高耐食GLめっきを使用しており、一般的な亜鉛メッキ鋼板の約3~6倍の耐久性を誇ります。豊富なデザインバリエーションがあり、金属でありながら石や木などのナチュラルな素材感をリアルに表現できる製品もあります。

出典:ニチハ「センターサイディング」

旭トステム

旭硝子とトステムが統合して誕生した外装材メーカー。窓周りのデザイン性にもこだわりがあります。

独自の塗料「セルフッ素コート」は塗膜の変色・褪色を15年保証しています。新しい「クリアフレーム工法」によって、窓まわりをすっきりと美しい外観に仕上げることができます。

出典:旭トステム「金属Danサイディング」

ケイミュー(KMEW)

屋根材、外壁材、雨樋などの製造販売を手がける大手外装建材メーカー。

全商品に遮熱・高耐候性塗装を施してあり、色あせに強く、施工時の美しさが長持ちします。
軽量設計で、カバー工法にも適しており、和風から洋風まで多様なデザインに対応できます。

出典:ケイミュー(KMEW)「はる・一番」

YKK AP

地元富山で、材料開発から設計、製造、販売までを一貫して行っています。

外装材の中で最も軽く、錆に強い特性が最大の魅力です。特に沿岸部で選ばれることが多く、軽量性により地震時の倒壊リスクを軽減する効果もあります。

出典:YKK AP「アルカベール」

5)まとめ


どんなに優れた金属サイディングを選んでも、施工業者の技術が不安定だとその効果は十分に発揮されません。外壁の劣化状態に応じて適切な外壁材を選び、安全に施工してくれる業者を見つけることが、金属サイディングのメリットを最大限に引き出すための重要なポイントです。

オレンジホームは富山市を中心に、富山県全域での外壁リフォーム工事を数多く手掛けております。
お気軽にご相談ください。

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